東京モンテッソーリスクールのコンセプト
私たちは、長い歴史の中で、唯一無二の存在です。誰と同じである必要もありません。
お子様にしかできない事で世界に羽ばたく日を、私たちは思い描いています。
学校は、子供の可能性を見いだし伸ばす役割でなければなりません。皆を同じ場所に集め、同じ内容を教え、宿題や試験を課して競わせることが、長く伝統的にやられている「学校教育」です。そうして嫌なことを我慢する訓練が過ぎると、勉強は「楽しい」ことではなく、勉めを強いられるものになり、人から与えられるものになります。これでは、新しいものや楽しいものを発明したり、工夫する創意には至りません。
モンテッソーリ教育では、皆が同じである必要はありません。興味を持った勉強に努力する経験を、子供の成長に合わせて積み重ねていきます。東京モンテッソーリスクールの子供たちは、好きな勉強を、学年に関係なくやることができます。
ピザを4人で分けるなら、4分の1という「分数」は1年生でも理解できますが、どうして、学校では4年生まで待たなければできないのですか?
皆さんが「歴史」で習う年号や出来事は、主に政変や戦争の歴史です。マリアモンテッソーリは「戦争は政治家の仕事、平和教育こそが学校の仕事」と言っています。
戦争や政変の歴史を時系列で丸暗記することで、多くの誤解を生み、また新たな紛争の火種になることがあります。
人類誕生以前から、何億年の生命の歴史を学び、その最後の二百年ほどで急速な発展を遂げた人類んの、その知恵と伝承こそが「歴史」であり、子供たちが学ぶべき事です。子供の将来にあらゆる希望があることをガイドするのがモンテッソーリ教師の役割です。
東京モンテッソーリスクールは、お子様が世界中のどこのモンテッソーリスクールに行っても(帰っても)、ホームのように通用する(馴染める)スクールでありたいと思っています。
世界を目指すために
教材は世界共通のものを日本語/英語のバイリンガルにしています。
世界共通(AMI:国際モンテッソーリ協会)の教材を、日本語/英語の表記にして作成しました。日本でしか通じない名前ではなく、世界で通用する英語名を同時に使えるように工夫されています。将来、世界で活躍する皆さんが「語彙不足」で困らないように配慮しています。また、英語の方が分かり易いお子様には、説明やレクチャーも英語で実施するようにします。
限界のないカリキュラム
興味があれば、どこまでも進みます
例えば、「小学4年生のかけ算は3桁まで」というような制限はありません。大きな計算がやりたい人は、何桁もやって構いません。どの教科も、興味のあることに限界を設けないで進みます。幼児から親しむ教具は、高校生の内容まで一貫して使える道具もあります。楽しいことは、高いところまで上りたくなります。興味と面白さを覚えたら、満足するまでやり続ける事ができます。
人と違っているのが当たり前
お互いを尊重し合う環境を作ります
人類の歴史の中で「あなた」と同じ人はいません。ですから、人と同じように生きる必要はありません。同じ科目の同じ内容を、人と同じ時間で勉強することはありませんから、「人と違う」という理由で仲間はずれになることはありません。むしろ、お互いに違っていることを認め合い、人にも物に対しても、敬意をはらい、大切にする日常生活の環境を大切にします。世界中で、この違いを認め合う心を育てることは、あらゆる場面で平和を保つ基礎になります。
モンテッソーリ教育とは
(ご興味がある方はお読み下さい)
モンテッソーリ教育の役割は、生まれてから大人になるまでの子供の自然な発達を支援することです。それは単に幼児教育だけではなく初等中等教育まで、子育てへのアプローチと同じことが言えます。すべての子供が、年齢と学習の発達段階に 合った範囲の中から自由に選んで学習できる教育環境があれば、必ず上達するという信念に基づく教育です。
教師について
モンテッソーリの先生になるには、特別なトレーニングが必要です。モンテッソーリの先生は子供たちが自分自身で学ぶのを手助けする方法を理解しなければなりません。
これは伝統的な方法で教えるのとは全く異なるアプローチです。国際モンテッソーリ協会(AMI)の資格認定が世界共通の公認資格です。
東京モンテッソーリスクールでは国際モンテッソーリ協会(AMI)の資格認定を受けた教師が授業を受け持っています。